臨床心理士の資格と仕事

臨床心理士の資格は1988年に生まれました。メンタルヘルスの資格の中でも、社会的な評価も高く、臨床心理士を目指す人は増えています。

臨床心理士は、心の問題を抱えている人の相談に関わり、解決する役割を持ちます。悩みをもつ人のカウンセリングや心理療法、人の心について、人間関係などを学びます。

臨床心理士の受験資格

@臨床心理士養成に関する指定大学院、臨床心理学専攻を終了し、所定の条件を充たす人。ただし、終了年度によって、受験資格が変更されますので、受験要項を確認する必要があります。

A学校教育法に基づく大学院研究科で、心理学を専攻する博士課程前期過程または修士課程を終了後1年以上の心理臨床経験をもつ人。※2003年3月31日までの修了者が対象です。

B学校教育法に基づく大学院研究科で、心理学隣接諸科学を専攻する博士課程前期過程または修士課程を終了後2年以上の心理臨床経験がある人※2002年3月31日までの修了者が対象です。

C諸外国で上記AまたはBのいずれかと同等以上の経歴または2年以上の心理臨床経験を持つ人。※2006年度以後、変更予定

D医師免許取得者で、取得後2年以上の心理臨床経験をもつ人

E学校教育法に基づく4年制大学学部で、心理学または心理学隣接諸科学を専攻し、卒業後5年以上の心理臨床経験がある人。※2000年3月31日までの卒業者が対象となります。

臨床心理士の資格審査

臨床心理士資格試験は1次試験、2次試験があります。1次試験は筆記試験、2次試験は口述面接試験です。

臨床心理士資格試験は、毎年秋に1回実施されます。
試験の詳細:財団法人日本臨床心理士資格認定協会

臨床心理士の資格の有効期限

臨床心理士資格認定協会の審査に合格すると、臨床心理士の資格認定証と、資格登録証明書が交付されます。資格登録証明書は、身分証明書に準ずるもので、有効期限が5年間です。この有効期間内に、決まった心理臨床活動や研修の成果が認められなかった場合は、資格登録証明書の再発行はされません。臨床心理士の資格取得しても、実際に活動を行わなかったら、資格は剥奪されるのです。

臨床心理士の職場

臨床心理学資格基準の規定によると、「心理臨床経験」の勤務経験は以下になります。

臨床心理士が活躍する場は、医療機関、公共機関、学校、企業など、約60種あるといわれます。最近ではスクールカウンセラーとして、学校の「心の相談員」としての需要が高くなっています。今後、臨床心理士はますますニーズが高まり、活躍の場が広がるでしょう。

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